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群馬県高崎市の和菓子店『微笑庵』(みしょうあん)。 「粘華微笑」(ねんげみしょう)~心から心に伝わる本物の和菓子で召し上がった方に至福の微笑みをお届けする事が当庵の願いです。
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2007年08月29日

<拈華微笑>


◆微笑庵 5周年◆

『説明しなくても心から心に伝わる本物の和菓子でお客様に至福の微笑みをお届けする』

このような決意から平成14年11月1日、店名を「みやざわ製菓」から「微笑庵」へ変更しました。

店名は禅宗の逸話『拈華微笑』(ねんげみしょう:以心伝心の意)に由来しています。

◆拈華微笑◆

「霊鷲山で説法した釈尊が華を拈って大衆を見たとき、摩訶迦葉だけがその意を悟り微笑した」 これが禅宗の逸話です。

わかりにくいので意訳します。

「お釈迦様が弟子を相手に始めて説法をした記念の日のこと。

仏教の真髄を伝えるのに言葉を使わずに、かたわらに咲いていた蓮の花をひねってみせた。

多くの弟子が、意味がわからず呆然としている中で、たった一人の弟子が、お釈迦様の真意を見抜き、微笑み返した。」

◆拈華微笑の理想と現実◆

このように、説明しなくても心に届くような和菓子を作ろうと日夜取り組んでおります。

しかし、説明しなくては何も伝わらないことの方がいかに多いことか!

微笑庵を信じ、再三ご来店いただいている常連のお客様や、私の親友でさえも、微笑庵の本当のオススメの和菓子が何か、伝わりきっていない、というのが正直なところです。

◆説明を尽くそう!◆

作家・開高健、椎名誠に憧れ、いつかあのように世界中を旅してその驚きを記したい、と思っていた学生時代。

卒業旅行は親友のジロー君と一緒にスイス・アルプスをスキー三昧しましたが、私は毎晩その様子を日記に書き溜めていました。「いつか本にして出版する」と意気込んでジロー君に笑われました。

3年間の住み込み修行。師匠の佐々木勝先生には、本当にお世話になりました。人生最良、最高の師匠です。師匠には教わるばかりで、何一つお役に立てませんでしたが、唯一褒められたのは、私の文章です。

師匠は私の結婚式の祝辞で「宮澤君は、モノを書くことに関しては飛びぬけた才能を持っています。和菓子作りに、その文才を生かして欲しい」と仰って下さいました。

私は今まで「説明不要」の世界にこだわり、たいした説明をしてきませんでした。

しかし、5周年を良いきっかけとして、徹底的に説明を尽してみたくなしました。

◆歳時菓 12ケ月の和菓子◆

来年(平成20年)1月より、毎月1回、オススメの和菓子を限定予約販売することにいたしました。

『歳時菓』 12ケ月の和菓子

詳細は後ほど発表しますが、食べて、読んで、和菓子を堪能していただこう、という企画です。

憧れの作家・開高健もサントリーの広報をしていました。

作ることも、書くことも、徹底して楽しみたいと思っています。
  
タグ :和菓子

Posted by misyouan at 04:34Comments(6)TrackBack(0)和菓子